「ブラザー=ミシンからの脱却」をミッションに掲げ、約一年かけ、製品情報サイトリニューアルとブランドコンテンツ制作を行いました。初期段階で、ブランド・アイデンティティを定義し、その後のコンテンツプランニング、情報設計、実制作といった全てのフェーズの指針とすることで、途中で迷ってしまったときに必ず立ち返る場所を設定しました。その結果、長期に渡るプロジェクトでもぶれることなく、最後まで高いクオリティを維持したままプロジェクトが遂行できました。また、「制作者側の思い込みではなく、ユーザーの視点に立った設計とデザイン」が本当に実現できているか?を確認するため、重要なポイントごとにユーザビリティテストを行いながら軌道修正を行い、基礎固めの強化に努めました。基礎をしっかり固めたことで、その後の施策として、黒ベースのデザイン、ムービーコンテンツの制作、製品セレクトナビの実装など、思い切った試みが実現できました。よって、わずか一年でブランドイメージを「ミシンのブラザー」から「情報通信機器のブラザー」へシフトすることに成功し、最大の目標を達成しました。
課題
リニューアル前、ブラザーブランドは、
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弊社が得意とするようなユーザーエクスペリエンスをしっかり考える事
(長期的な視野で)
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そのブランドのトーン&マナーをしっかり設計し、隅々まで行き渡らせる事
( MINI.jp のように)
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タイミングよく素早く動いて施策を提供する事
(自社で構築するだけでなく、flickr や YouTube や Google Maps など、他のサービスとの組み合わせも柔軟に捉える)
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・ 「ブラザー=ミシン」の印象が強く、情報通信機器は「分野違い」や「Newcomer(新参者)」と受け止められている。
・ そもそも他社と比較して企業のブランドイメージが弱く、消費者の「考慮集合(購入してもよいと思うブランド)」に入れない。

といった問題を抱えていました。これらの問題を解決するために、

・ 「情報通信機器のブラザー」の認知を促進するブランド・アイデンティティの検討
・ 認知拡大のためのブランドコミュニケーションの強化

この2点を戦略焦点として掲げ、プランニングに着手しました。
解決策
「情報通信機器のブラザー」の認知を促進するブランド・アイデンティティの検討では、外部ブランドコンサルタントと連携し、ブラザー社員を対象に「ブラザーとして何をどう伝えたいか?」をテーマに議論するワークショップを重ねました。ワークショップを通して定義されたブランド・アイデンティティの中から、

・ smart style
・ professional value
・ capable partner

この3つを製品情報サイトに反映させ、ブランド認知を拡大するための施策へとつなげていくことを決定しました。

ブラザーブランドの認知を拡大するための施策として、

・ SOHOユーザーのライフスタイルを応援するムービー(「スマートスタイル with Brother」)の提供
・ 製品の基本機能を体験できるムービー(「操作を実感 Brother products」)の提供

といった内容でコンテンツプランニングから撮影、編集、制作までの一連の業務をネットイヤーグループで行いました。

また、ユーザー視点に立った情報設計の一環として、訪問者が必要な情報に辿り着きやすくする施策として、

・ プロトタイプの制作
・ ユーザビリティテストの実施
・ 購入検討支援の強化(例:製品セレクトナビ、機能比較一覧、購入前Q&A)
・ ハブ機能の強化(例:お問い合わせへの導線強化、サービス情報への導線強化)

といったことも行いました。