有史以来、商店はお客さんとの対話によりマーケティングを行ってきた。しかし、20世紀のマス広告によって一方的に消費者にコミュニケーションを行うマーケティングに代わった。
そして21世紀、インターネットがもたらしたWeb2.0環境によって再び対話によるマーケティングになった。しかも、この対話は企業から消費者、消費者から企業、消費者から消費者へと際限のない対話である。こうした環境の中、企業のマーケティング担当者は消費者・ユーザーとどのようにコミュニケーションを取っていくのか、また、企業のマーケティングパートナーはクライアント企業に対してどのような提案をするべきなのだろうか。
このヒントについて「テレビCM崩壊」(翔泳社出版)で話題の織田浩一氏、「マーケティング2.0」(翔泳社出版)で話題の渡辺聡氏の両氏に語って頂く
。
[第1部概要]
消費者が主導権を握りメディアになった」時代において、マーケティングは企業と消費者、そして消費者間のインタラクティブな対話になった。これに至ったツールは以下の3つ。
・精度を上げたオンラインでのターゲティング技術
・Web 2.0時代のクチコミ : バイラル・オープンソースマーケティング
・消費者を取り込み話題をまくためのブランドエンターテイメント、ブランディングコンテンツ
消費者参加型のマーケティングにはどのような可能性があるのか。アメリカの最新事例、各分野におけるケーススタディとともにお伝えしたい。

[第2部概要]
「インターネットで販促してみましょう」ではなく、事業の根幹に近いところにネットを据える企業が目に付くようになった。マーケティングの世界でも単なるブームとは言い切れないビジネスの変化が指摘され始めている。ホンダやスマッシュヒットを生んだ「時をかける少女」などのユーザーコミュニケーションを事例に、ネットを介して進化中のプロダクトマーケティング、企業マーケティングとユーザーとの関係構築の新しい形を探る。

[第3部extraセッションについて]
織田氏、渡辺氏両氏とも非常に近いタイミングで昨今のインターネットマーケティングに強いメッセージを放つ書籍を出版されました。織田氏の「テレビCM崩壊」、渡辺氏の「マーケティング2.0」です。
お2人に本講演を打診した本年5月の時点でこのことは予測できませんでしたが、非常に嬉しい展開に私自身驚いています。短い時間ですが、両氏のパーソナリティから各書籍の出版にいたる経緯、企画設計といった裏舞台に迫ってみたいと思います。
(ネットイヤーグループ株式会社 マーケティングマネージャー 村上佳代)