Vision Design
ビジョンデザイン
ありたい未来を創造する。
ビジョンデザインは、公共的未来像を体現するサービスづくりを追求します
1
教えて!
ビジョンドリブン
Ordinary World
仕事の中心は改善・改良
イノベーションに向き合う人は極わずか
業務 | オペレーション | イノベーション |
---|---|---|
比率 | 95% | 2~5% |
期間 | 1~4年 | 10~16年 |
成功率 | 95~98% | 10%以下 |
手法 | 論理・分析 | 熱意・想い |
Source:小林三郎 ホンダイノベーションの真髄
オペレーション
イノベーション
既存事業
新規事業
業務の大部分は、チューン
Call To Adventure
本当に大切な世界に向き合う
- 愛してやまないこと・好きなことを洗い出す
- 自分が愛している世界を妄想する
- どんな未来が待っているか問いをつくる
- トレードオフを明らかにする
- 既成概念を壊し、実験してみる
ビジョンドリブン=「意志・想い」に駆り立てられて無常に抗う
Refusal Of The Call
目先のことで頭がいっぱい
大局的に活動できない理由は…
縦割組織の影響もあり全体を見る役割や意識がない
社会全体よりも目の前の顧客だけに注力
周囲に合わせたり、バズワードに流される方が安心
顧客の要望に迎合する方が簡単
目先のタスク・売上に追われている
同調圧力や刹那的な目標に囚われる
Meeting The Mentor
自転車を改良しても月へは行けない
オペレーションを頑張っても実現したい未来に届かない
自転車は、いくら速くこいでも、改善を繰り返しても、構造的に宇宙へは行けない…

目の前の効率化をいくら突き詰めても、得られる効果は微々たるもの
もし、宇宙で暮らすなら、ロケットと宇宙都市のデザインが必要…

ムーンショット「= 大志を抱いて壮大な挑戦」に挑む
失敗を許容する文化
世に出てない物事を正しく判断できる人はいない
確実な計画・実行・判断ではなく、止まらず実験
天才を待っていても何も
生まれない
天才を求め依存するのではなく、チームの力を最大化
何事も恐れず、結果に一喜一憂せず、ただ創造するマインドセットが大切
Crossing The Threshold
本当に愛してやまない世界を描いてみる
どうなったら嬉しいか?
進化・変容
生物 | 移動 | コミュニケーション |
---|---|---|
海洋生物 | 馬車 | 手紙 |
両生類 | 自家用車 | 電話 |
陸上生物 | カーシェア | チャット |
? | ? | ? |
どんな理想を描く?
問題解決と理想創造の違いは?
問題を解決する場合、私たちは、望んでいないことを取り除こうとする
一方、創造する場合は、本当に大切にしていることを存在させようとする
これ以上に根本的な違いはほとんどない

Source:Peter Senge 学習する組織、最強組織の法則
マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院の組織学習センター責任者
次の次元に向かって、イノベーションに挑む
イノベーションとは?
人間の行動・習慣・価値観に不可逆の変化をもたらすアイデアの普及
Source:田村大 東京大学i.school共同創設者
既成概念に囚われず、バイアス破壊にチャレンジ
2
ギフトの贈り方
Tests, Allies, Enemies
創造するビジョンデザイン
社会にギフトを贈る
ビジョンデザイン
独創で妄想し、共創で仲間と磨き込み、製品・サービスを創造する
ビジョンドリブンのメタファーは?
Gift
世界・社会への贈り物
妄想から始め、すばやく、柔軟に実験を繰り返す
4Mode
分析モード

分ける
分析し、洞察する
発想モード

描く
発想し、昇華する
知覚し、驚嘆する

感じる
知覚モード
試作し、経験する

作る
試作モード
抽象
答え
具象
問い
意識/心
で観る

分析(組替)
- 構造化
- 問いづくり
- 機会領域

発想(妄想)
- 偏愛スクラップ
- ビジョンスケッチ
- アイデア創発

知覚(感受)
- ブランドを学ぶ
- ビジョンリサーチ
- 類似する活動者と接触

試作(実装)
- プロトタイピング
- 表現・展示・批評
- 製品・サービス設計、組織設計
※スコープの切り方で、中間成果物や最終成果物は変わる。
4Modeの行き来により創造性を高める
独創から始まり共創へ広がる
個々で未来描写
社会に贈りたいギフト、自分が愛し、人々に愛されうる世界観を想像・表現する
二人で弱点を叩く
アイデアの方向性が似ている二人組で、弱点を叩き吟味し、コンセプトを強化する
チームで衝突と融合
公式・非公式の内外のチームで、アイデアを建設的に批評・対話する
専門家と磨く
各分野の専門家と、より鋭い視点で問い続け、ビジョンを強化する
顧客に共感
顧客に製品・サービスのコンセプトを見て・触れてもらい、交流・観察しながら学ぶ
・
・
・
市場投入 ∞ 実験 ∞ 拡大へ
異なる次元のアイデアほど脆く簡単に潰される。段階的な精査が大切
ビジョンへ向かう活動を俯瞰する
長
有効性・時間
短
型(要素) | 解放 |
---|---|
Just do / Will be ただする/そうなる したい・やるべきではなく、ただする、そうなる |
個と組織と社会が一体化に向かう |
型(要素) | 問題・恐れ |
---|---|
Will ありたい・したい 夢・憧れ・利他的な共感される未来 |
公共的未来像がなければ賛同されず伝播しない |
Could be ありうる・起こりうる 予見する機会・選択肢 |
シナリオがなければ予測不能な時代に対応できず混乱する |
Should あるべき・やるべき 多様な問題解決・達成するための計画 |
計画がなければステークホルダーに理解されない |
Can できうる・できる 現在と未来をつなぐ具体的なステップ |
手順がなければ現場の効率が悪くなる |
要望を待つことなく多様な視点を捉え対応する活動が大事
Vision Fitから問い続ける
分析
mode
発想
mode
知覚
mode
試作
mode
抽象
答え
具象
問い
4mode
01
Team Vision Fit
チーム×世界観
02
Customer Issue Fit
顧客×課題
03
Issue Solution Fit
課題×解決策
Concept
Bias breaking area
バイアス破壊のエリア

04
Solution Product Fit
解決策×製品・サービス
MVP
Minimum Viable Product
実用最小限の製品

05
Product Market Fit
製品・サービス×市場
MLP
Minimum Lovable Product
愛用最小限の製品

グロースの前に、愛されるプロダクト・サービスをつくる
Approach To The Inmost Cave
ビジョンデザインをはじめる準備
向いているかCHECK!
-
4モード「知覚・分析・発想・試作」をバランスよく行き来する
-
あるモードで留まる
例:分析だけ、発想だけに時間を割く
-
期間をある程度かけて集中する
例:毎日、毎週1回〜数回、数時間〜
-
数回の会議で片手間につくる
例:週1回、1時間定例・・
-
能動的に主体性を持って取り組む
例:積極的にやりたいメンバーが集まる
-
委託型、丸投げ
例:集められ、やらされる
-
独創と共創を行き来する
-
独創がない
例:個々の内面に向き合わず、いきなり共創
本サービスを好む方の問題意識
今の仕事を続けてもインパクトは生まれない
既成概念に囚われた環境・組織がコントロールする活動に情熱や意義を感じない
チームに加速感がなく停滞している
旧態依然とした緩慢な文化や惰性的なルーチン業務に流されるのは面白くない
実験を重視しない意見に関わる余裕はない
活動に直接貢献しない傍観者の評論や同調圧力に流されると前に進まない
対話の乏しい文化・関係性は避けたい
前例・正解無き世界を理解せず、建設的な批評や対話を重んじない場は続かない
The Ordeal
ためす、コラボする
自分でためしてみる
Reward
一体化に向かう
ビジョンは非分断のデザイン
個
精神・情緒の状態
個々の活動の質
内面
意志・想い
外面
思考・発想・行動
Me
集団
信頼の最小単位
チームの関係の質
チームの活動の質
アウトプットの質
提案・提供できる価値・経験・製品・サービス・業務・文化
Duo
Team
Organization
社会
アウトカムの質
インパクトの質
人々・顧客の思考・行動・価値観・社会の環境・制度・文化
Society
世界
実質的にまだデザインできない
自然・生命・環境・宇宙
World

統合を目指し、個と集団と社会を行き来し世界をつなぐ
3
未来づくりで
生まれること
The Road Back
ビジョンデザインの落とし穴
誤解・誤読を許さない
ビジョン一字一句の暗記・
復唱を重視し、自由に
想像・行動させない
持続的な対話が無い
組織の論理が中心に
なり、個々の意識・内面と
向き合う場がない
進化しないビジョン
予測不能な急変する時代
を直視せず、一度決めた
ことに囚われる
Resurrection
構想と実行を止めない
次のビジョンを感じ取る
- 環境変化に合わせて個々がビジョンを感じとり内部から変化
- 透明性の高い活動で、個・集団・社会のつながりを追求
理解し合う場に招かれる
- 誰もが自身と組織のビジョンを問い傾聴してもらえる場に招集
- 個々と組織の双方に有益な公共的未来像を持続的に追求
聞き手も語り手になる
- 主観的な理解や想像による一人ひとりの想いで行動
- 実験が重視され、実験から新たな気づきを語り合う
変化の先頭に立ち続け、自ら変化の生み手になり激動の時代を楽しむ
Return With The Elixir
ビジョンを楽しむスタートラインにようこそ
Brand
ブランド
夢
私たち
Everyone
みんな
公共的未来像
私たちの夢がみんなの夢で(も)ある社会へ
3ドリブンを行き来する
Vision
Driven 理想駆動
|
Issue
Driven 課題駆動
|
Technology
Driven 技術駆動
|
---|---|---|
世界観 | 顧客課題 | 解決策 |
理由 | 場所 | 価値 |
目的レベル | 注力範囲 | 切り口 |
未来 未来へ贈るギフト・ありたい世界・理想の創造 |
現在 現在まだ解決されてない痛み・望み |
過去 過去から積み上がる資産・技術・能力・データ |
意志 | 共感 | 技術 |
なぜ? | 誰に? | 何を? |
ビジョンの確度が上がったら、イシューやテクノロジーにも向き合おう

