代表メッセージ

 

UXデザインとデジタルの力で、日本を元気にする。

林田 敏之

ネットイヤーグループは1997年に創業され、企業がインターネットを戦略的に利活用するための支援を続けて参りました。私たちの支援の幅は広く、クライアントの新規事業開発に挑戦したり、スマホを通じた新しいサービスを設計したり、デジタルマーケティングを駆使して売上を向上させたりと、さまざまな支援を行ってきました。私たちの基本的な信念は、良いサービスを作るためには「社内の常識」にとらわれず、ユーザーやお客さまの視点に立ってデザインすることです。ユーザーと顧客を中心に考えることで、変革が生まれるのです。

近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が頻繁に使われていますが、DXを実現するには「変革」が必要です。たんにビデオ会議を導入しても、仕事が変わるわけではありません。オンラインで注文を受け付けても、従来の配送業務のままでは変革にはなりません。変革とは、仕事の方法や組織のあり方、さらには会社の文化や価値観までを変えていくことが求められます。

残念ながら、日本は他の国に比べてデジタルによる変革が遅れています。これは技術力の問題ではなく、日本特有の事情が変革を妨げているように思われます。我が国には成功事例がないと取り組まないという前例主義が蔓延し、リスクをとる人を叩き、既得権益を守ろうとする人がいて、前向きな取り組みをする人の弱点につけこみ、SNS上では過剰な批判で他人を傷つける人が蔓延しています。その結果、新しいことに果敢に取り組むのが難しい国になってしまったように見えます。このままでは、日本が困難に直面することを憂慮しています。

ネットイヤーグループは、ユーザーエクスペリエンスとデジタルのノウハウを活かして、日本を元気にするために貢献します。私たちの重要な使命は、ユーザーの視点を重視し、既成概念にとらわれないアイデアを考え、社会的・経済的に弱い人々を支援することです。私たちは歴史から多くのことを学びますが、同時に未来から探すことも大切にしています。

2023年6月23日

ネットイヤーグループ株式会社
代表取締役社長 CEO
林田 敏之

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