Seminar 2020/4/23開催 【Webセミナー】確かな意思決定を導くためのデータドリブン・マーケティングとは?
本セミナーの募集は終了いたしました。
皆さまの組織はデータドリブンな意思決定ができていますか?
例えば、ネット広告のABテストで、以下の結果の場合に(B)の効果が良いと判断していませんか?
(A)200クリックでコンバージョンが2件(CVR1%)
(B)400クリックでコンバージョンが8件(CVR2%)
その差が偶然によるものでないかを検証する独立性の検定のP値は37%強となり(一般的に5%が用いられる)、有意水準を大きく上回っており、実はその判断は危ういです。他にもいろいろあります。
- 顧客調査で回答する人がロイヤリティが高い人に偏っている
- 効果検証で施策の実施前後の売上や購買意向率などを単純比較する
- 施策が当たった集団と当たっていない集団を単純比較してその差分を効果とみなすなど
これら全て(ごくまれな一部の例外ケースを除いて)危うい判断となる可能性が高いものです。
マーケティングの現場で良く行われている判断には怪しいものがたくさんあります。
本セミナーでは、確かな意思決定を導くためのリテラシーを底上げするための方策を、マーケティングサイエンスを身近なものとして浸透させる活動や組織向け研修などを行う弊社のマーケティングストラテジスト 小川がご紹介します。
今後の情勢を踏まえ、更に需要が増すデータドリブンな意思決定に必要なリテラシーの向上にお役立ていただけますと幸いです。
こんな方におすすめ
- 「確からしい根拠」から戦略を導くことができる組織を目指したい方
- マーケティング戦略(マーケティング投資配分の指針)を導くための手法を知りたい方
- データに基づき確からしくマーケティングの意思決定ができるようになりたい方
開催概要
- 日程
- 2020年4月23日(木) 16:00-17:00
- 対象
- 企業のマーケティング責任者、経営企画/戦略責任者、経営者様
- 視聴方法
-
Zoomウェビナーを利用いたします。
詳細はお申し込み後、開催の2営業日前までにご連絡いたします。
- 参加費
- 無料
- 定員
-
50名
※広告代理店、Webマーケティング会社など同業者の方のご参加はご遠慮いただいております。
※申込者多数の場合には抽選とし、お断りさせていただく場合があります。1社から複数の方のお申込があった場合、2名様までの参加とさせていただく場合がありますので、あわせてご了承ください。
※参加の可否につきましては、開催の2営業日前までにお知らせいたします。
- 主催
- ネットイヤーグループ株式会社
タイムスケジュール
- 16:00~17:00
-
【Zoomウェビナー】
- マーケティングにおける行動データ活用の期待値と実際
- データサイエンティストが機能しない組織が多いワケ
- 戦略を描くためのリテラシーとは?
- 時系列データ解析による効果検証など確率思考の戦略論で紹介された需要予測や分析法のご紹介
- 成功ブランドから見る「データドリブンの極意」とは?
登壇者
ネットイヤーグループ株式会社
小川 貴史
※タイムスケジュール、アジェンダは変更される場合があります。
登壇者紹介
ネットイヤーグループ株式会社
デジタルドライブ事業部 マーケティングストラテジスト
小川 貴史
マーケティングにおけるデータ活用支援を行う。総合広告会社のプランニングに使う視聴率や消費者パネルデータ、アクセスログやコールセンターの注文データなどダイレクトマーケティングで扱うデータなどを扱った上で、ここ数年は統計・因果推論・確率モデルなどを用いて消費者調査や時系列データなどを扱っている。Excelなど身近なツールを用いてマーケターに分析ノウハウを共有する活動も行っている。
2018年11月「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」を出版、また、2019年12月より宣伝会議様にてマーケティング分析講座の講師を務める。