事例 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社

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「Linkx（リンククロス）」 ブランドにおけるコミュニケーションプラットフォームの構築支援

ネットイヤーグループは、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険（以下、ひまわり生命）の健康サービスブランド「Linkx（リンククロス）」のデジタルマーケティング戦略を支援しています。オウンドメディアとFacebookページの企画・構築、Salesforce Marketing Cloudの導入・活用をサポートし、ひまわり生命と顧客のOne to Oneコミュニケーションの環境づくりに貢献しました。

クライアントが抱えていた課題

ひまわり生命は、「健康応援企業」への変革を目指し、サービスブランド「Linkx（リンククロス）」を立ち上げました。ブランドのリリースと同時に、月々500円で加入できるインターネット申込み専用の先進医療保険「Linkx coins（リンククロス コインズ）」がスタート。新たなブランドや商品の認知向上に加え、様々なライフステージに立つ顧客と長期的な関係を築くためのマーケティングシナリオの策定が求められていました。

成果

• オウンドメディアから商品ページへの送客率が、目標値の1.5倍を達成
• メディアの肝であるコンテンツにこだわり、クオリティの高いオリジナルの取材記事をコンスタントに制作すべく、企画の立案から取材・編集を担う専任チームを構築
• Salesforce Marketing Cloudと既存データベースとの連携から、コミュニケーションシナリオの作成やhtmlメールのクリエイティブ制作まで、包括的に支援

ネットイヤーグループの提案

ひまわり生命は、オウンドメディアの構築、Salesforce Marketing Cloudを活用した顧客との長期的な関係づくり、画期的な先進医療保険「Linkx coins」の提供など、革新的な取り組みを始めています。これらのピースを組み合わせながら、ひまわり生命の想いやLinkxのコンセプトを具現化する枠組みづくりを支援しました。

オウンドメディアの企画・構築・運用支援

多くのオウンドメディアは、検索ユーザー誘導を狙ったSEOを目的としています。Linkxは、それよりも新ブランドの理解促進に重きを置き、オウンドメディアを、ひまわり生命の想いを表現する“継続的なコミュニケーションの場”にすることを提案。雑誌出身の編集者をプロジェクトメンバーに招き、記事の企画から取材や写真撮影まで、すべての記事を独自で制作することで、Linkxが目指すコミュニケーションのあり方を体現しています。

オウンドメディアのデザイン、記事の数や企画、写真と文字のバランスなどについては、プロジェクトメンバーとクライアントで何度もディスカッションを重ね、リリースまでの3カ月半で約20記事を用意しました。リリース後は2週間に1度の編集会議を元に、平日は毎日1記事を公開。30代女性を中心に、多くの人の共感を得られるオウンドメディアを目指し、運営・更新を続けています。

Facebookページの運用支援

オウンドメディアのリリースとともに、Linkx専用のFacebookページを開設。Linkxで公開された記事をフックに、写真や投稿文を調整したABテストを日々繰り返しながら、顧客とブランドの長期的な関係構築に寄与しています。
あわせて、Linkxのコンテンツを活用したFacebook広告の運用を支援し、Linkxの集客にも貢献しています。

Salesforce Marketing Cloudの導入支援

金融機関であるひまわり生命の顧客情報は、厳重な取り扱いが求められるため、ひまわり生命が保有する顧客データベースとSalesforce Marketing Cloudのつなぎこみには高度な知見が必要です。そのため、データベースの開発を担うシステム会社と密に連携を取りながら、ひとつずつ丁寧に要件をクリアしていきました。

具体的な活用フェーズにおいても、数パターンのシナリオを作成するとともに、スマートフォンのOS・画面サイズ・メーラーに最適化した複数のhtmlメールのコンテンツを用意。Linkxの記事も活かしながら、カスタマーエクスペリエンスの向上に努めています。

今回の取り組みの中で見えてきた課題を解決しながら、ひまわり生命が目指すコミュニケーションの形に近づけられるよう、これからも伴走しながら支援していきます。

プロジェクト情報