事例 株式会社リニカル

グローバルに展開するリニカルのウェブサイトのリニューアルを支援

ネットイヤーグループは、医薬品開発業務受託機関(CRO)である株式会社リニカル(以下、リニカル)のウェブサイトのリニューアルプロジェクトを支援しました。アジア、欧州、米国で事業展開するCROとしてのスケール感、グローバリズムを表現。さらにコンテンツも整理し、営業案件コンタクトの増加、採用の強化、さらなるワールドワイドでの展開に貢献するサイトを目指しました。

クライアントが抱えていた課題

近年、医薬品開発の国際競争は過熱し、いち早く多国間で承認・販売を勝ち得るためには、国際開発体制の整備が重要となっています。がんや中枢神経系など、新薬開発に強いニーズがある疾病領域を中心に、大手製薬会社の臨床開発を支援するリニカルも、グローバルCROとしてアジア、欧州、米国で事業を展開。リニカルとして約20か国、パートナーを通じて約30か国にサービスを提供しています。
そうした中、グローバル企業としてさらなるブランディングを確立するために、抜本的な見直しを求められていたのが同社のウェブサイトです。グローバリズムを表現するのと同時に、情報を整理してよりわかりやすくすることで、営業案件コンタクトの増加、採用の強化に貢献するウェブサイトにすることが必要でした。その実現のためにリニカルが選んだのが、ネットイヤーグループです。

ネットイヤーグループの提案

まずは、旧サイトのヒューリスティック評価と、国内外のグローバルサイトと医療系サイトの調査・分析を実施。旧サイトの問題点をまとめ、リニカルの各部署の要望を聞いたうえで、修正すべきポイント、やるべき施策を打ち出しました。

グローバルサイトに相応しいデザインを打ち出す

デザインについては、グローバルサイトに相応しい画面サイズ、レイアウト、イメージ、カラー、フォントを提案。旧サイトの穏やかな印象をがらりと変え、コントラストの強いはっきりとしたカラーにすることで、力強く躍進するリニカルのネクストステージを表現しています。
また、社員のポートレートや社内の様子を新たに撮影。さまざまなバックグラウンドを持つ多彩な人材が活躍していることをアピールできるよう、その画像をふんだんに掲載しました。

多言語化に向けて、CMSを再設計

スマートフォンやタブレットなど、パソコン以外のデバイスにも対応。サイトの構成については、「リニカルについて」「会社情報」「採用情報」「IR情報」の4つのカテゴリにすっきりと集約しました。さらに、これまで活用できていなかったアクセス解析ツールを再設定し、サイト全体のデータ分析ができるようにしています。
システムについては、今後のサイト更新とコスト抑制を考え、既存のCMS(Contents Management System)の見直しを実施。グローバルに向けて多言語化が容易にできるよう、再設計しました。

今後の展開

日本語版、英語版に続き、中国語、フランス語、スペイン語など、多言語版の対応を強化し、グローバルに展開するリニカルをサポートしていきます。

プロジェクト情報

クライアント

株式会社リニカル

業種 : サービス業
リニカル コーポレートサイト

プロジェクトメンバー

AM:藤原 大
PM:増田 淳
DR:市川 淳
DE:千田 梨枝子
PG:守田 旭
SE:荒井 立樹

略称について

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