事例 浜松ホトニクス株式会社

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営業チャネルと連携したB2Bマーケティングサイト構築に成功

ネットイヤーグループは、浜松ホトニクスのコーポレートサイトを”リードマネージメントサイト”というコンセプトのもと抜本的にリニューアルしました。

新規の営業の引き合いを集め、案件としての受注確度を識別し、具体的な案件になりそうな新規引き合いを営業担当に引き渡す一連の営業プロセスを支援・管理を実現する「B2Bマーケティングサイト」です。主要な部署へヒアリングを行い、ビジネス上の課題や製品特性を把握した後に、サイトの要件定義、サイト設計、システム設計・開発という流れで進みました。同時に、浜松ホトニクスのグローバル市場での一貫したブランドコミュニケーション実現のために、日本サイトとグローバルサイトのドメインを統一してグローバルサイトのトップページもリニューアルしました。

クライアントが抱えていた課題

これまでのウェブサイトは、事業部主体で自由に運営されていたため全社的な運営体制やサイトの品質に一貫性がありませんでした。また、日本サイトでは「hpk.co.jp」、グローバルサイトでは「hamamatsu.com」、とドメインが異なり、ブランディング上の問題も抱えていました。

営業支援という観点では、主要ターゲットである技術の専門家のユーザーがサイトを訪問した際に、多岐に渡る商品群から目的の製品をスムーズに選べるように設計されていないことと、見込み客に対して継続的にフォローをする仕組みがないことが課題でした。

ネットイヤーグループの提案

プロジェクトを始めるにあたり、浜松ホトニクスはウェブサイト運営担当として全体統括責任者を立て、ネットイヤーグループのプロジェクトメンバーと一緒に社内の情報や課題を主要事業部の代表者にヒアリングし集約・整理、課題を導出しました。

hpk.co.jpであった日本サイトのドメインを、グローバルサイトのwww.hamamatsu.comに統一させて jp.hamamatsu.comに改定し、グローバル市場での一貫したブランドコミュニケーション展開に着手しました。

複雑で多岐に渡る製品群から目的にあった製品を見つけやすくするための導線を設計し、問合せに至るプロセスにFlashとJSP を活用した直感的なユーザーインターフェースを実装しました。また、営業支援ツールのベースとなる事業部情報や技術・製品情報をウェブサイトで一元化するために、WebLogic(R)・Oracle(R)・Lotus Domino(R)で構成される既存システムを有効利用しました。この結果、新規の引き合いが、製品閲覧をしている状態から優良なリードになり、営業に引き渡されていくフローを実装し、営業支援ツールとしてのウェブサイトとなりました。

運用面でも、Lotus Domino(R)からWeb上の更新をシームレスに実行可能にするコンテンツ管理機能により、個別にページを作成する手間から開放され、運用工数の削減に成功しました。運用体制を考慮し、静的コンテンツなどの変更・新規作成が容易になるよう、HTMLをモジュール単位にパーツ化し、社内のウェブサイトの運用メンバー自身で既存コンテンツのレイアウト修正・新規コンテンツの作成をできるようにしました。

ご担当者様からのコメント

短期間で弊社に対するご理解を深めていただき、その結果、全ての面においてブランディングを意識したサイト構築を実現できたと感謝申し上げています。ビジュアル・ナビゲーション・ユーザーインターフェイスそれぞれの役割・機能を考慮し、かつ全体としてバランスが取れたサイトになりました。

ようやくスタートラインに立った感がありますが、ここで留まることなく、Web運営を充実させていきたいと思います。今後ともご協力をよろしくお願いいたします。

プロジェクト情報

クライアント

浜松ホトニクス

業種:電気機器
浜松ホトニクスコーポレートサイト

プロジェクトメンバー

PR:高橋善彦
PR:矢澤旭泰
CD:坂本貴史
IA:仁賀田充
TC:西川忍

略称について

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