事例 株式会社NTTデータ

広告集客の目標600名に対し2,400名以上の参加申し込み実績!
約400%の集客効果を生み出したネットイヤーのオンライン集客メソッド

ネットイヤーグループは、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(以下、NTTデータ)が主催する大規模カンファレンス「NTT DATA Innovation Conference 2021」(2021/1/28-1/29開催)において、集客を目的としたウェブ広告でのプロモーションを支援しました。

ネットイヤーグループはウェブ広告による集客目標600名を担い、結果的に目標対比約400%の2,400人超の参加申し込みを実現いたしました。

またクライアント側で実施された他施策の成果もあり、カンファレンス全体では前年の2倍を超える約9,000名以上の参加申し込みを実現し、大盛況の中で幕を閉じました。
今回は約400%の集客効果を生み出したネットイヤーグループの集客メソッドをお伝えします。

クライアントが抱えていた課題

「NTT DATA Innovation Conference」は、これまでオフラインで大規模に催されてきましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、オンラインでの開催を余儀なくされました。

NTTデータが抱えていたのが以下の課題です。

  • 初のオンライン開催のため、集客含めいつなにをどのようにすればよいかサポートがほしい
  • 今後の非対面社会を見据えて、デジタル上での集客手法や勝ちパターンを資産化したい
  • 効果的に集客を行い営業機会(リード)創出したい

そこで、NTTデータが選んだのがネットイヤーグループのPerformance Optimization Team(通称:POT)です。限られたスケジュールの中で新規参加登録者を獲得したい。こうした要望を受けて、2020年11月に新規参加登録者獲得の支援策を提案し、12月よりプロジェクトがスタートしました。

サービスのポイント

成果

  • 参加申し込み数目標対比約400%(目標600名に対して2,400名以上)
  • 獲得効率目標対比約400%(1/4の獲得単価)
  • 獲得効率昨年対比約400%(1/4の獲得単価)


ネットイヤーグループの提案

ネットイヤーグループが提案したのは、ウェブ広告のプランニング・コンサルテーションから出稿までを一気通貫での支援による成果の最大化です。
また初の大規模イベントの開催をサポートするために、ウェブ広告以外の領域(ソーシャルメディアの投稿やハッシュタグの付け方、アナリティクスツールの計測における設計・設定)に関してのサポート窓口を持つなど、担当者の不安を払拭させ施策を効果的に推進できる包括的な支援プランをご提案しました。

成果を創出する広告施策の全体プロセス

“成果を最大化するウェブ広告”を仮説立てし実行

ウェブ広告の成果を最大化するには多くの変数を最適化していかなければなりません。
また効果検証やデジタル上での新たな集客手法を資産化していくために、期間が短い中でも、ウェブ広告を設計するところから始めています。
初期段階では競合・市場調査と分析を実施し実行計画に落とし込んでいきました。

どこで、何を、どのように訴求するか。具体的な主要ポイントは下記の3点です。

1、どこに出稿するべきか(媒体選定)

  • 今回の主要ターゲット(IT業務従事者)とターゲティングに活用できるデータ量、運用性をもとに下記5媒体を選定
    – Facebook、Instagram、Googleリスティング、Googleディスプレイ、YouTube
  • 特にビジネスイベントと親和性が高いと思われるFacebookでの出稿を柱に据える
  • クライアントの実施希望媒体も、今回のケースのように限られた期間と予算の中では効果が薄いと判断した媒体は協議のうえお見送りの判断

2、何を訴求するか(広告クリエイティブ)

  • 競合のクリエイティブやアンケートデータを洗い出しユーザーへの訴求軸を検討。
    今後のデジタル施策も見据え、検証データを資産化できるよう訴求軸を磨きこむ。
  • 最終的に、目玉となる「登壇者全面訴求」、万人受けする「イベントストレート訴求」、「著名企業登壇者複数訴求」などに絞る
  • また全クリエイティブに「イベント日時」と「無料」を要素として含め、獲得効率を最大化するように設計

3、どのように訴求するか(広告フォーマット)

  • 静止画のみではなくより伝達力が強い動画クリエイティブも作成。
    また刹那的に消費されることを考慮して動画で重要な冒頭部分も同時に設計。
  • 最終的に静止画バナーと合わせて全7種の広告クリエイティブを作成し効果的に出し分け

主要クリエイティブ

このように期間と予算を考慮して、効果的な媒体、打ち出すべき訴求軸、打ち出し方を明確にし、制作・出稿と進めていきます。
実運用のフェーズでは、各媒体やクリエイティブの成果を見ながら効果的なものに迅速に予算を寄せていきました。
結果的に、当初の目標値を大幅に超える参加申し込み数を獲得することができました。

また、イベント集客とは別軸で、NTTデータが運営するオウンドメディア(記事媒体)のウェブ広告、その他最適化支援(UIUXへの提言、追うべきKPIの提言)も実施しています。

今後の課題

今回のご支援により、NTTデータのデジタル上での集客の最大化と今後のウェブ広告の勝ちパターンを見出し資産化できました。

コロナ禍によるこれからの非対面社会を見据えて、今後もオンラインイベントやイベントに限定されないリード獲得活動をデジタルの側面からご支援し、事業活動に貢献してまいります。

他部門も含め、今後は集客だけでなく、NTTデータのデジタルマーケティングを包括的に支援していきます。

お客様の声

初めてオンライン開催する主催イベントで、当初の想定を大きく上回る集客を実現することができました。イベント集客に関する知見が少ない中で、コンサルフェーズにおいて検討をリードいただきながら、媒体やクリエイティブの方向性をディスカッションしながら段階的に決定していくことができ、納得感をもちながらプロジェクトを進めることができました。
イベント側の準備が遅れてクリエイティブ制作に必要な情報が出せなかったり、途中で予算の変更等が入ったりと、当初の予定に変更が入った場合も臨機応変に対応してくださいました。
イベント後には、今年度の取り組みを体系化しノウハウとしてまとめていただき、イベント集客の一つの勝ちパターンを作ることができたと思います。

プロジェクト情報

クライアント

株式会社NTTデータ

業種:通信業
NTTデータ公式サイト

プロジェクトメンバー

PL:松尾 亮
PM:新井 康平

略称について

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