事例 株式会社日本放送出版協会(NHK出版)

  • Home
  • Works
  • 株式会社日本放送出版協会(NHK出版)

コミュニティ機能とECのシナジーで新規事業開発に成功

ネットイヤーグループ、及び子会社のネットイヤーゼロは、日本放送出版協会(以下、NHK出版)発行の雑誌「趣味の園芸」と連動した EC・コミュニティサイト「みんなの趣味の園芸」の公開を支援いたしました。

「みんなの趣味の園芸」は、「園芸」を切り口に、会員同士が交流するコミュニティ機能と、園芸商品を購入できるEC機能を持ち、ログインすることで両方の機能をシームレスに利用することができます。
サイト訪問者・ECで販売を行っている生産者・サイト管理者であるNHK出版が、園芸について共に愉しみ、共にコミュニティを創り、交流を深める場として、番組・書籍を含めた複合的なサービスを実現する新媒体が育ちつつあります。

クライアントが抱えていた課題

NHK出版としての想い・使命・サービスとしての提供価値。3つのバランスをとりながら新規事業としてどのような形を目指すのかという戦略策定が必要でした。NHK出版の出版物を支えてくれているファン(コミュニティ)とのコミュニケーションを最大化し、出版・放送・インターネットを活用した包括的なサービス提供を利用者が求める形で実現するだけでなく、新規事業としてのビジネスゴールを達成することが求められました。

クライアントが抱えていた課題

  • 新規事業のビジネスモデルを具現化するウェブサイトを構築
  • ECとSNS が融合した新しいマーケティングプラットフォームを構築
  • 会員一人あたりの写真投稿数が約10点という活発なコミュニティの実現
  • ※ 今日も多くの利用者から「「咲きました! 」の報告が行われています。

ネットイヤーグループの提案

単に園芸利用者が集まり交流するだけではなく、
「園芸をより愉しむ為の知識を提供し、多くの園芸利用者が互いに励ましあったり、アドバイスしあえる場を目指す。
また、園芸商品の生産者を顔の見える存在とし、サービスに接することで商品を買ってから包みを解き、きれいな花が咲くまでをサポートできる。」
上記を、企画・情報設計のコンセプトとして、サイトの設計・実装を行いました。

具体的には、

1.植物図鑑・用語集の提供
育て方や、害虫への対処方法、開花時期情報など今までNHK出版が培ってきた経験による独自コンテンツを展開
2.会員ページ内の日記機能・写真共有機能
園芸に関する悩みの共有。育てた作品の写真を公開する場として機能
3.生産者オフィシャルコミュニティ
生産者に対して、購入した商品の開花報告や悩みを直接相談出来る場として機能
4.会員・生産者・出版物に記事を寄稿している専門家・管理者(NHK出版)によるコミュニケーション
それぞれが園芸を愉しむ、一利用者として個対個のコミュニケーションを実現

2009年6月に、第一フェーズとしてコンテンツとコミュニティ機能を公開。
コミュニティサイトとして安定した運用が確立された11月に、第二フェーズとしてECの機能が公開されました。オープンソースのSNSプラットフォームと、パッケージ型のECシステムを複合的に採用したことで、短期間でのサービス展開を可能にしました。

ご担当者様からのコメント

ウェブサイトを作るに当たって、「趣味の園芸」が提供する確かな園芸情報、園芸ファンのコミュニティ形成といったイメージはありましたが、ネットイヤーのスタッフの皆様とのディスカッションを重ね、コンテンツやSNS、ECといった各要素の位置づけが明確になりました。

それと同時に、ソーシャルウェブの制作において、人と人をつなげるだけでなく、コンテンツやサービス同士をつなげることの重要性についてアドバイスをいただきました。

適切なご提案、緻密なサイト設計のおかげで、植物図鑑、SNS、ショップが有機的に結びついたサイトを作ることができたことをうれしく思っております。

株式会社日本放送出版協会(NHK出版) 開発部 ご担当者様

プロジェクト情報

クライアント

株式会社日本放送出版協会(NHK出版)

業種 : 情報・通信
みんなの趣味の園芸

プロジェクトメンバー

PR : 佐々木裕彦 / 高橋與策
CD/PL : 仁賀田充

略称について

関連するサービス
お問い合わせはこちら