Service 顧客の典型的な購買行動パターンを理解し、可視化するPDCAのためのカスタマージャーニー分析
「PDCAのためのカスタマージャーニー分析」は、顧客の行動データをもとに、UXと顧客データ分析の両アプローチを行き来しながら、顧客の典型的な購買行動パターンを理解し、可視化するフレームワークです。これにより、ファクトとデータに基づくカスタマージャーニーを描くことができ、PDCAが可能な実効性の高いマーケティング最適化プラン・サービス改善プランの策定を行うことができます。
分析環境として、Google BigQueryとTableau Desktopの両ツールを採用することで、高速かつ低コストな分析ワークを実現します。※Treasure CDPを導入済みのお客さまの場合、Treasure CDPとTableau Desktopの組み合わせでも同様のサービスを提供可能です。
よくある課題・こんなお客さまにお勧め
- 顧客の行動データから、購買行動の特性を理解したい
- データに基づくPDCAを促進し、マーケティングの効果を最大化させたい
- カスタマージャーニーマップを作ったものの、活用できておらず、PDCAが促進されない
- WEB・アプリ・購買などの顧客の行動データをDMPに貯めているものの、活用できていない
ネットイヤーグループのカスタマージャーニー分析の特徴
- 個々の顧客体験と統計的な根拠に立脚したカスタマージャーニーを獲得でき、PDCAが可能な実効性の高いマーケティング最適化プラン・サービス改善プランの策定に繋がります。
- UXとデータ分析の両アプローチによる顧客行動の観察・分析を、高速に何度も行き来することで高精度な分析を実現します。
- 分析環境として、Google BigQueryとTableauの両ツールを連携し、一連の作業を効率化することで、高速かつ低コストでの分析ワークを可能とします。※Treasure CDPを導入済みのお客様の場合、Treasure CDPとTableauの組み合わせでも同様のサービスをご提供可能です。
- 分析ワークの中で構築した分析環境は、お客さまご自身で継続的にお使いいただく分析基盤としてご提供可能です。※Google BigQueryおよびTableauのアカウント・ライセンスはお客さま側にてご契約いただく必要があります。
おもな成果物
- データに基づくカスタマージャーニー(顧客の典型的な購買行動パターン) 4つ程度
- BigQuery+Tableauによる分析環境※Google BigQueryおよびTableau Desktopのアカウント・ライセンスはお客さま側にてご契約いただく必要があります。
- 顧客の行動データは、BigQuery側に保持
- 「よく買う商品カテゴリ」「月次の購買金額」「WEBサイトの訪問頻度」など、顧客の分類・抽出に使用する変数の集計はBigQuery側で実施し、データマート化
- BigQuery側で作成したデータマートを、Tableau側に連携し、可視化する
- Tableau側で、各種変数により、観察したい顧客を絞り込んで抽出
- 抽出された顧客ごとに、WEB・アプリ・購買などのあらゆる行動を、時系列データで表示
基本価格
- データの範囲や状態などにより追加費用が発生します。
- ER図・サンプルデータなどを確認し、お見積もりをいたします。
- 基本価格は、購買データがECのみで、かつ比較的状態のよい場合のものになります。
- 店舗での購買データは、データ準備に相当な費用がかかる場合があります
カスタマージャーニー分析のプロセス
- 欠損や揺れの補正、不要なデータの除外などを実施
- データの分布からデータの全体感を把握し、バイアス(偏り)の有無をチェック
- すべての顧客の行動を観察することはできないため、観察すべき顧客を分類・抽出
- 顧客の分類は、クロス集計などの検証的アプローチ、アソシエーション分析などの発見的アプローチの両面で、変数間の関係性・相関性を把握することにより行う
- 顧客ごとの時系列行動データを観察し、行動特性や嗜好性を洞察
- 観察の中で発見された、典型的と思われる行動パターンを整理
- 発見された行動パターンが、多くの顧客を代表するものかを検証
- 同様の行動パターンをしている顧客が一定割合いれば、代表性ありとして、PDCAのトライアル対象のカスタマージャーニーとして定義する